私が小学校2年生の時に父と死別しました。
目が不自由な母が未亡人になった瞬間でした。
また、5歳年下の私の妹も目に障がいを抱えていて、なおかつ、知的障がい者で、当時は、まだ小さかったです。
女手ひとつで、なおかつ自身も障がいを抱える中での、子育ては、相当に大変だったと思います。
そんな境遇の母が、私に言った言葉が心に焼き付いております。
『つよし、たしかに自分たちも大変だけど、世の中にはもっと大変でも頑張っている人もいるから、私たちも頑張らないとね』
私が、とにかく何か人のお役に立ちたいと思った瞬間でした。